さて、今回は「タンキ待ち」の利点について説明するぞぃ。「タンキ待ち」はちゃんと覚えているかぇ?
はい。
こんな感じですね。最後に「雀頭」が完成する形です。
そうじゃ。このタンキ待ちはあたり牌が1種類しかない待ちじゃが、使い方によってはかなり有効につかえる。「ひっかけリーチ」なんかにも使えるが、タンキ待ちの最大の利点は「予測不可能」な点じゃよ。なにがあたり牌であってもおかしくないぞぃ。
たとえば、さっき説明した「ホンイツ・チンイツ」の捨牌を例にだしてみるかぇ。
まあ、この捨牌なら、誰が見ても「ピンズのホンイツ・チンイツ」系の手だと予想するわい。
じゃがしかし、「タンキ待ち」を使えば、極端な話じゃが
こんな手で待っている可能性だってあるわけじゃよ。本当に極端な話じゃが…。
今まで覚えてきた「スジ」も「壁」もまったく通用しないですね。
そうじゃ、この意味でタンキ待ちは「予測不可能」だといえるのじゃよ。
またタンキ待ちには、通称「地獄待ち」と呼ばれる待ち方がある。
これは場に2枚の同じ字牌がみえている時につかえるぞぃ!
がを1枚捨てている。
もを1枚捨てている。
そんな2枚見えている状況で
というタンキ待ちをするのじゃ!これが通称「地獄待ち」じゃな。
博士、どうしてこれが地獄待ちなんですか? 意味がわかりませんけど…
まず、字牌の使い道を考えてみると、この待ちの利点がよくわかるぞぃ。
字牌を手の中で活用しようと思ったら、
と雀頭にするか、もしくはと刻子にするかのどちらかしかないのじゃよ。
一部例外として「国士無双」という役では使えるが「例外」なので考えんぞぃ。
今、場に2枚見えている。そして、1枚は自分がタンキ待ちに使っている。つまり、4枚あるうちの最後の1枚を手にした人はその牌をどうやって活用する?
ああ、なるほど。最後の1枚を手にした人にはを活用する手段がないのですね。
雀頭にも刻子にもできない。つまりは、確実に不必要な牌であるから、捨てる可能性が高い!
けど、なんでこれが「地獄」なのですか?
そこじゃよ! 麻雀は全部の牌をツモすることはできんゲームじゃ。ドラを含めた最後の14枚(=王牌/ワンパイ)は、誰の目に触れることもなく終わってしまうのじゃよ。
その「王牌」の14枚は誰も見ることができないのですか?
そうじゃ!つまり、「地獄待ち」をしているが王牌の中にあったとしたら?
…これは永遠にあがれないというわけじゃよ。
誰かがツモすれば不要牌だから捨てる可能性が高い、しかし、王牌の中に埋もれていたらあがることは不可能 という究極の選択じゃ!
なるほど「天国か地獄か」みたいな感じで「地獄待ち」なんですね。
これも、戦略の1つとして覚えておいても損はないぞぃ。
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